
この数年間、飲食業界は頭をぎゅっと押さえつけられてきました。
もちろん皆さんも外食が不自由になって、お友達と疎遠になったり仕事場の人間関係が円滑にならなかったりしてますよね。
オンライン飲み会やzoom会議、オンライン授業が主流になり人と会うことが特別になりつつあります。
この事態がある程度収束しようとしている今、飲食店がやるべきことはどんなことなのでしょうか。
今後も皆さんに楽しく食事していただく場所を提供できるのでしょうか。
- 閉店しない
- 待たない
- 発信し続けていく
Contents
飲食店は「諦めない」

ああ、もういいや。と諦めることは簡単にできます。
年齢を理由にコロナを機に閉店するお店も出てきています。そんなお店は諦めてもいいと思うのですが、基本的に飲食店は「人が健康に過ごすために必要な施設」だと思っているので(勝手に)
なくなってはいけない職なのです。
- 美味しいお肉が食べたいなと思った時に、美味しい牛肉を生産している人がいなくなっている
- 両家顔合わせでお店を予約しようとしても、日本中に牛丼屋と回転寿司しか残ってない
今のまま放っておくとあれよという間にこんな事態になります。
これは私たちにとって他人事ではないのです。
外食は手軽なリフレッシュだったり、リラックスだったり、楽しみだったりします。
美味しいもの食べて明日も頑張ろう!ってなりますもんね。
そんな世の中で必要な役割である飲食店を諦めてはいけないと思うのです。
僕たち飲食店は前向きに頑張る。「諦めない」
飲食店は「待たない」

待っていても誰かが状況を良くしてくれるわけでもなく、ましてや国がこれ以上何かしてくれるとは考えない方がいいでしょう。
約2年の間、不自由を押し付けられてきましたから、いざ「どうぞご自由に」となってもなかなか元通りにはなりません。
じっと待っていてもいいことが起こることはなく、飲食店の体力はどんどんなくなっていき、
時短協力金も固定費の支払いでどんどんなくなって、コロナ特別融資の3年利子据え置き期間も終わり、
やがてスッと消えて無くなるのです。
待っていても状況は何も好転しません。
国や自治体の対応に意見することは良いことですが、不満ばかりを口に出していても前述したとおり何も変化すらなく、自分の気持ちも落ち込んでいくばかりです。
待っていてもしょうがない。動くべきです。
やれることを発信していきましょう。
- 感染対策これだけやってる!
- こんな機器を導入してます!
- こんなに気をつけて営業してます!
- こんな美味しいメニュー考えました!
- こんなにお客様が喜んでくれました!
飲食店は「待たない」 動きましょう!
飲食店は「発信し続ける」

待っていても一緒、不満を言っても変わらない
だったら「発信しましょう」
日々の発信頻度を上げて露出を多くしていきましょう。
とにかく発信回数を上げないといろんな人の目に止まりません。
ネタがなかったらどうにかして捻出!
とにかくお客さんに「いきたいな」と思ってもらわないと何も始まりません。
「いきたいな」 お客さんが自動的にこの感情になると思いますか?
国が「いきたいな」と思わせてくれるまで待ちますか?
とにかく存在を発信です。
結局こういったアナログ作業でしか変わらないと思うんです。誰がやってくれるわけでもなく自分でやるのです。
そうしてお客さんの心を変えて、店に足を運んでもらえたらこっちのもんですよ。
美味しい料理と接客で「外食って本当に素敵だな」って思ってもらいましょう。
そうすれば自分の店も閉店しなくて済むし、
いざというときに選んでもらえるようなお店になるし、
何より外食というものを廃れさせないようにすることができます。
何もせず、国の補償に対して文句ばっかり言っているようだったら未来はありません。
未来を良いものにするべく、動いていきましょう。